2014.11.18 2021.9.23
【連載シリーズ其の1】 なぜ、仙人堂わき水コーヒーに行列ができるのか
― 旅はあの頃を思い起こさせる演出がキーポイント ―
連載 シリーズその1
私とコーヒーの出会いは、大学2年の時、新宿歌舞伎町コマ劇場の近くにあった喫茶店「マイアミ」での深夜アルバイトからでした。
森進一のデビュー曲「女のためいき」がよく耳にし、そして、店内はビートルズの「イエスタディ」や「ガール」が流れていました。
今思えば、仙人堂のわき水コーヒーの誕生は、荒れ果てていた仙人堂周辺の竹やぶを切り開き、花を植え、大自然の中でのリヤカーコーヒーショップからでした。
おそらく世界で「リヤカーコーヒーショップ」の1号店は、ここ仙人堂に思えてなりません。ちなみに世界で最初のカフェは、パリの「カフェ・プロコプ」(1686年)でした。
喫茶店での私の仕事は、ドアボーイでした。ドアを開ける時の頭を下げる角度、いらっしゃいませの発声など、マスターから何度も注意されながら一人前になっていきました。
また、大学教授から時間が空いている時は、社会勉強のためのアルバイトが後で役に立つと教えられたものでした。
こうした過程を経て、今、全国的に有名になった行列のできるわき水コーヒーになろうとは、、、
その時は、知るよしもありませんでした。
そして「芭蕉もわき水コーヒーを飲んだのでは・・・」というキャッチフレーズは、夢とロマンを膨らませ日頃の疲れを癒してくれます。
次回!その2をお楽しみに!
最上川船下り義経ロマン観光
芳賀由也